高宮カトリック教会
 
2014年7月号  

高宮教会の守護聖人 聖ボナヴェントゥラ
デソーザ・ジョンソン 神父
 聖ボナヴェントゥラは、高宮教会の守護聖人です。私たちは、7月15日に彼の祝日をお祝いします。ボナヴェントゥラは1221年にトスカーナのバニョレア(現在のバニョレージョ)で生まれ、ジョヴァンニ・フィデンツァと名付けられました。伝説によれば、彼は4歳のとき、重い病気にかかりました。彼を治療した医者は、彼のために何もできず、彼は死にかけていました。矢も楯もたまらず、彼のお母さんは、その地域で説教をしていたアシジの聖フランシスコのところへ彼を連れて行きました。聖フランシスコはボナヴェントゥラのことを祈りました。すると、彼はすぐに癒されました。それで、彼がフランシスコ修道会に入るとボナヴェントゥラという名前を与えられました。聖ボナヴェントゥラが聖フランシスコのとりなしによって、子どものとき死からまもられたことを私たちは確かに知っています。

 教皇グレゴリウス10世のコンクラーベでの当選に貢献した功績で、枢機卿へと出世したボナヴェントゥラは、アルバーノの司教にまで登りつめました。彼は神への燃える愛のために「熾天使的博士」または「セラフィム的博士」として知られています。司祭として、聖ボナヴェントゥラは人々を促して、彼の神への愛を分かち合うようにさせました。彼はまた、偉大な学者であり、すぐれた教育によって洗練されたすばらしい頭脳を持っていました。しかし彼は、単純な子どもの方が最も博学な神学者よりも神に近づくことができるということを理解していました。聖ボナヴェントゥラは、快活なことでも知られています。これは彼の内面の平和の実りでした。彼自身が「霊的な喜びは魂の中に住んでおられる神の恵みの最も偉大なしるしである。」と言いました。博学であり、また聖なる人でもあったので、ボナヴェントゥラは「神を知ること」は「神について知ること」よりも重要であることをよく知っていました。

 聖ボナベントゥラがベルナ山に登り、フランシスコの生涯を思い起こしながら書いたのが『魂の神へ至る道程』という著書です。『魂の神へ至る道程』は、神様と一致する上での、その段階と道筋について、書かれた書物です。第1段階「自分の目の前の自然を見つめる。そして、この自然の美しさのなかに神様の痕跡を見つける」。第2段階「世界が造られたときから、目に見えない神の性質、つまり神の永遠の力と神性は被造物に現れており、これを通して神を知ることができる」。第3段階 「自分の中にある要素に、神の似姿を見つける」。第4段階「キリストの十字架の業と、自分の中にある回復された神の似姿をみつめる」。第5段階「神を黙想する」。第6段階「三位一体の神を甘美なるものとして味わう」。

 彼は次のように書いています。 「神様に関しての答えは教義のなかにではなく、神の恵みのうちに。理解することにではなく、神のみ旨の熱望のうちに。研究ではなく祈りのため息のなかに求めなさい」と。 聖ボナヴェントゥラは、愛の神を求めるように私たちに呼びかけています。聖ボナヴェントゥラは、たとえ人類が一度も罪を犯していなかったとしても、神はやはりイエスさまの姿をとって私たちのなかの一人になられただろうと推測しています。なぜなら、神は私たちを大変愛しておられるので、いつも私たちのうちの一人として、私たちのなかに住みたいと願っておられるからです。それでもやはり、イエスさまは十字架上で私たちの罪のために死なれなければなりませんでした。ボナヴェントゥラは私たちにそのことをよく考えるように言っています。「信仰と希望、そして愛と忠実に満たされ、驚嘆と喜びに満たされて、感謝の気持ちで特徴づけられ、賛美と感謝の祈りに開かれた気持ちで考えるように」言っています。
 はじめまして!
デソーザ・ジョンソン 神父
4年間を普天間教会で、司祭10年目を高宮教会で。

デソーザ・ジョンソン 神父

 高宮教会の皆さんこんにちは。私は2006年1月に日本に来ました。最初の一年間は沖縄で日本語の勉強をして、2007年4月にさいたま教区の熊谷に赴任しました。そこでまた一年間、日本語の勉強をしながら、五つの小教区、すなわち熊谷、東松山、深谷、行田と秩父教会での司牧に協力しました。2008年4月に栃木の小山小教区で助任司祭として務めました。そのあと2009年にまた那覇教区に赴任し、小禄教会の責任者になりました。次に、2010年4月から2014年4月まで、普天間教会の主任司祭として頑張りました。

 司祭になって今年の4月12日に9年が過ぎました。司祭としての使命のために神様に感謝します。いつも司祭のためにお祈りをしてくださってありがとうございます。今年から高宮教会の主任司祭を務めています。高宮教会の皆さんとともに神様を賛美しながら、神様の恵みを心の中に味わいたいです。高宮教会の信徒の皆さんが常に私の祈りの中にいます。私のためにもお祈りください。よろしくお願いいたします。                 
復活徹夜祭に14人が洗礼を受ける
アンジェリカ ナホ テレジア 麻智子 パウロ 康介 テレジア あかり
マグダラのマリア 美穂香 マリア・ミカエラ 沙綾 マリア・テレジア 玲那 ルカ 竜輝
アンナ 絢子 ヨセフ アドルフ アシジのフランシスコ 博山 トマス 伊織
マリア 有稀 アシジのフランシスコ 純
 
受洗者の喜びの声をお伝えします
   受洗に際して思うこと
毎朝、親子でマリア様へのお祈りをすることが、いつの間にか楽しみな大切な時間に。

幼いイエスの聖テレジア
                                   テレジア 麻智子
 子どもたちがカトリック系の幼稚園に通い始めて毎朝、親子でマリア様へのお祈りをすることが、いつの間にか私自身の中で楽しみな大切な時間になっていました。卒園するともう、この時間がなくなるのかと思うと淋しく感じ、園長先生であるシスターに相談して高宮教会を紹介していただいたのが去年の秋。それからほぼ毎週ミサの後、受洗に向けてのお勉強が始まりました。
 宗教として歴史が長いだけに本当に膨大な資料を毎回準備して講義してくださった青木さん、お勉強の間、子どもたちのお世話をしてくださった教会学校のリーダー方、洗礼を授けてくださったエドウィン神父さま、本当にたくさんの方のおかげで無事、洗礼をいただくことができました。本当にありがとうございました。
 これからも自分なりにゆっくり神様の御旨を想いながら過ごしていければと思います。教会の皆さま、よろしくお願いいたします。

すべては主の導き プロテスタントから、カト
リックに。
ミサはなんて美しいのだ
ろうと。

「復活の聖なる徹夜祭」で
(2014年4月19日)
                             アシジのフランシスコ 博
 新緑の「復活の聖なる徹夜祭」でプロテスタントから改宗致しました。
 前教会では牧師様の逝去後長く無牧師状態が続いていた折、高宮教会のアルファーコースの皆さまとの豊かな分かち合いと前主任のエドウィン神父さまの力強いお導きがありましたことは私の人生においてとても幸せなことでした。
 またバザーや聖歌隊活動など様々な教会活動を通して皆様との温かな心の交流があってはじめて転会の決心がついた次第でございます。やはり全ては主のお導きのように感じております。
 カトリックのミサが、ご聖体の拝領を頂点にしてゴルゴタへの石段を一歩ずつ主イエス・キリストと共に上って行くように感じて以来、ミサはなんて美しいのだろうと思えるようになりました。
 主のご臨在のうちに、私たちのジョンソン神父さままた皆さまと共にお祈り致します。辛い時も喜びの時も共に主を讃美することができますように。人の苦しみを分かち合い、また許し合うことができますように。

                   清々しい気持ちで毎日を 玄関に入ると正面の十字
架が真っ先に目に入り、
気持ちが引き締まると同
時に喜びを。

                               アンジェリカ ナホ
 イエス様の復活という記念すべき日に洗礼のお恵みにあずかることができて感無量です。洗礼を受けてからは、毎日をすっきりとした清々しい気持ちで過ごせていますので本当に感謝しています。日曜日、教会の玄関に入ると正面の十字架が真っ先に目に入り、気持ちが引き締まると同時に喜びを感じることができます。
 家族の中で最初にカトリックの洗礼を受けたのは娘のかおるです。私の大腸がんが見つかったので、娘は神様にすがる思いで洗礼を受けたと言います。お陰で全快しました。あれから24年が経ちます。
 次に洗礼のお恵みにあずかったのが主人で、16年ほど前になりますが、足の手術で入院していた久留米市の聖マリア病院でのご縁で、鳥栖教会のマグリン神父さまから久留米教会で洗礼を受けました。たくさんの方々からお祈りをしていただいたことが思い出されます。現在、入院中の主人とも、東京在住の娘とも温かい交流ができていて、喜びと感謝のうちに毎日を過ごしています。

洗礼を受けて 記念のベールをつけて
初聖体にむけて頑張り
ます。

                                   マリア 有稀
 私は、4月19日に4歳の弟と一緒に洗礼を受けました。その他にも、大人から小さな赤ちゃんまでいろいろな方と一緒に受けました。私がどうして洗礼を受けたのかというと、おばあちゃんとお母さんのススメでした。
 前からお母さんが、「洗礼を受けると神様が守ってくれるよ」などと声をかけて私にススメていました。でも私は、あまりピンときませんでした。次の洗礼式が4月19日だと聞いて、洗礼を受けようと思いました。1回気持ちが変わり、やめようと思ったけどやっぱりやろうと思って洗礼を受けました。
 洗礼式の時は、すごく緊張していました。となりに弟がいてお母さんたちは後ろの方にいるので私が世話をしなければと思い、弟のことを見ながら受けました。
 今後は、代母のお母さんの妹にプレゼントしてもらったベールをつけて、初聖体にむけて頑張ります。

マリア様について、
ゆるしの秘跡について。

無原罪の聖母
学んだ事はたくさん
                               マリア・ミカエラ 沙綾
 私のイメージしていたカトリックというのは、ロザリオを首からさげ、十字をきって祈るというものでした。
 私は母と妹、そして弟と共に洗礼を受けることになり、他の方と一緒に勉強を始めました。その時、私は「何を学ぶのだろう」と興味と不安でいっぱいでした。しかし、先生となっていただいた青木さんはとても優しく、たくさんのことを教わりました。マリア様について、ゆるしの秘跡について、他にもたくさんの事を学びました。その時私は全ての物事は、長い歴史の中で少しずつ変わりながらも、いつも神様やイエス様マリア様は近くにいると感じました。
 無事に洗礼を終えた私ですが、教会について知らない事が多く、まだまだ未熟だと感じています。これからたくさんの事を学び神様のところへ歩んでいきたいです。

同じ舟に乗り、絆を強く
するために、同じ道を
歩むために家族みんな
でカトリックに。


ロウソク行列
(2014年4月19日)

家族そろって同じ道を
                               アンナ 絢子
 今回の復活徹夜祭に2歳の息子と2人で洗礼を受けました。私たちが受けることに決めたのは、夫がカトリックであり、結婚し、息子が生まれた時に、夫婦で「子どもにとって、家族にとって大事な事は?」と話し合いました。同じ舟に乗り、絆を強くするために、同じ道を歩むために家族みんなでカトリックになることを決めました。今まで生きてきた中で、ほとんど教会やカトリックの事にふれることがなかったので本当に一からのスタートです。
 洗礼式では、まだカトリックの勉強を初めて間もなかったのと、2歳の息子がじっと我慢できるかな?と少し不安もありました。今回14人の方が一緒に洗礼を受けるということと、信者のみなさんが後ろから温かく見守ってくださったおかげで無事終えることができました。洗礼式を終えた時は、とても不思議な気持ちでした。
 最近では息子も朝起きて朝食を食べる時に手を合わせ「おはよう、イエズスさん!」と言ってからお祈りをはじめます。息子が眠たい時は「イエズスさんもまだねてる」と言い、「小さな声で」、と私たちに言ってきて、3人で小さな声でお祈りしたりもします。5月から通い初めた幼稚園でもお祈りすることがあり、手を合わせて「アーメン」と言えるようになりました。
 私たちがカトリックになる際にいろいろな方のご協力のおかげで受けることが出来ました。本当に感謝しています。これからは3人で一緒に神様が導いてくださいました道を歩んでいきます。有難うございました。